バンコクの中華街「ヤワラート」の昔と今の話

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はじめに

バンコクの中華街「ヤワラート」。もう10年以上前の話になりますが、その頃、このエリアはバックパッカーの聖地・カオサンに物足りなくなった長期滞在者が暮らしている場所でもありました。物価が安く、ちょっとあやしい雰囲気が漂っていて、観光客ずれしていない。そんなところが魅力であったようです。

けれども現在、このエリアはその古い街並みはこのままに活かしながら、カフェやギャラリーなどがたくさんある、おしゃれタウンと変貌を遂げています。最近、私はこの「ヤワラート」エリアがお気に入りなので、その魅力をちょっとだけご紹介します。

1. オルタナティブなバックパッカーの聖地だった

バンコクのチャイナタウン・ヤワラートエリアといえば、以前はバックパッカーの聖地・カオサンに物足りなくなったバックパッカーたちがもうちょっとコアな場所を求めて生活の場にしていたエリアでもありました。その当時は、このエリアは今よりも物価も安く、また観光地としてすれていなかったので、それで住み心地がよくでここにとどまる人も多かったようです。カオサンみたいに深夜まで爆音が鳴り響くとかないし、比較的、年配の旅人が多かったような気がします。ていうか多かったです。

そのため、カオサンに宿をとっている人よりも、バックパッカーとしての玄人感のある人たちが多く、「まだカオサンで消耗してるの?」みたいな雰囲気も。場所的にはカオサンから歩いていけるくらい近いんですけど、なんだか、カオサンに対するオルタナティブというか、カウンター的な位置づけだった気がします、バックパッカーカルチャーのなかでの。

2. 清澄白河と横浜中華街、山谷あたりが合体した感じ

この「ヤワラート」周辺では以前、売れない作家やライターなどがここに宿をとって執筆活動をしていた人も多かったのだとか。けれども現在では、そんな哀愁漂うような雰囲気はどちらかというとなりを潜めていて、カフェやギャラリーがたくさんあるちょっとおしゃれ感すらある、健康的な意味でのアーティスティックなエリアに変容しています。

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古い街並みのなかにポツポツとあるそれらの店は、隠れ家感もあって、バンコクの若者や外国からの観光客やアーティストが集まるエリアに。日本でいえばどの辺になるのでしょうか。清澄白河と横浜中華街、そこに山谷あたりが合体した感じ?そうイメージすると、それほど間違ってはいない気がします。

3. タイ中華やロケーションの良さも魅力的

このエリアはタイ料理と中華料理がフュージョンしたタイ中華料理が美味しい。そのため、グルメの観点からも魅力的な場所です。

また、現在では多くのホステルやゲストハウスもできて、路地裏に複数の店舗が乱立していたりも。主な客層は西洋からの観光客で、日本人の姿はあまり見ません。今でも中華街を根城にしている長期滞在の日本人っているのかな。

また、タイの北部や南部に向かう列車の駅やMRTの端っこの駅があるファランポーンもすぐそこなので、これから列車に乗る予定のある人にとっても、便利なロケーションにあるといえます。

まとめ

つまり、バンコクの中華街「ヤワラートエリア」の魅力とは、おしゃれなカフェやギャラリーがあること、古い街並み、タイ中華をはじめとするグルメ、北部に向かう列車の駅の近くというロケーションといった感じ。

また、ほかの地域と比べてあまり犬がぶらぶらしていないので、夜の路地裏とかもそれほど危険ではないことも個人的には重要なポイント。そのかわり、たくさんの猫たちがダラダラと暮らしています。そんなところも、「ヤワラート」を私が気に入っている理由のひとつです。

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