猫派の街、バンコクの中華街「ヤワラート」と犬の話

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はじめに

私が街のみるひとつの観点が、その街が猫派なのか犬派なのかという点。東南アジアでは比較的犬派の街が多く、そういった街では路地で大きな犬に威嚇されてしまうので、路地を散策するのが好きな人にとってはちょっと大変です。また、犬が路上をうろうろしている街では、猫はちょっと肩身の狭い思いをしているので、その街で猫たちがどのようにふるまっているかは、その街を知る重要なポイントでもあります。

そして、最近の私のバンコクでのお気に入りのエリア「ヤワラート」は猫派の街なのです。

1. その街は、犬派?それとも猫派?

街には犬か猫のどちらかが闊歩しているもの。私にとってその場所が住みやすいかどうかを判断する基準のひとつはそこでもあります。犬が大通りや路地裏などでウロウロして場所では、猫はのびのびと暮らしていません。多くの犬たちは縄張り意識が強くて、よそものが縄張りに入っていくと威嚇してきたり、たちが悪い場合には噛み付いてきたりもします。とくに夜間は危険です。インドとかだともはやバイオハザードの世界です。

これらの犬たちはおそらく、その地域の人間がセキュリティ強化のために飼っているものだと思われますが、それらは多くの場合、外国からの旅行者にあまりフレンドリーではありません。ローカルな地域であればあるほどそうで、むしろ異物を排除するためにそこで飼われているのです。どちらかというと、路地裏をぶらぶら散歩することが好きな私にとっては、狭い通りでそんな犬たちに出くわすのはちょっとした恐怖を感じさせます。それがチワワみたいな犬種ではなく、けっこう大きめだったりします。だいたい中型犬くらいとかが主流でなかなか迫力あり。

2. 異国の路地裏で犬に出会ったときの対処法

基本的には、そのような縄張り意識の強い犬に出会っても、めっちゃ気にしてない感じに自然に振舞っていれば、警戒されることはありません。なんか恐怖心を感じたりこちらが警戒していると、向こうも反応してきます。そんな相互作用のなかで、地域の異物として認定されてしまうのです。なので、そんなときにやりすごすコツは、それらの犬たちと自分が違うレイヤーにいることを意識すること。「あなたは犬、私は人、関係ないよね?」的な雰囲気を醸し出すことです。こちらが気にせずに、その地域の人も気にしなければ、犬たちは異物として認識しないことが多いです。

ただ、やっかいなのは犬が複数たわむれているとき。そのなかに一匹でも好戦的なキャラクターの犬がいると、なんか群れ全体で勝手に盛り上がってきたりもします。そんなときは、もうその場を離れたほうが良いでしょう。一匹が吠え出すと他の犬もなんか吠えなきゃいけないような義務感が発生するようです。そうなったらもう、その場をおさめるのは難しくなります。人も犬も集団になると変わってしまうことがあるのです。

3. 裏路地の犬とダンジョンRPG

昔、ダンジョンRPGの「ディープダンジョン」や「ウィザードリー」とかやっていて、これはダンジョンのなかでモンスターに出くわすゲームですが、そんなゲームのリアルすら、犬派の街の路地裏は感じさせるものがあります。ダンジョンRPGは他のRPGと比べて、選択するルートによって突然強い敵に出くわすことが多かったと思うのですが、そのころ、がんがん強い敵たちに当たって砕けていたので、ゲームの主人公たちに今更ながら申し訳なさを感じていたりもしています。

狭い路地裏で放し飼いになっている大きめの犬に威嚇されたときの怖さとか、体験してみないとわかりません。ダンジョンRPGの主人公たちは、こんなシチュエーションで闘わせられていたのだなと。無謀なゲーマーだった自分をちょっと反省したりもします。

4. バンコクの中華街・ヤワラートは猫に優しい猫派の街

ちなみに、バンコクの中華街「ヤワラート」のエリアは猫派です。そのため、タイの路地裏名物ともいえる、縄張り意識を持つ犬たちにほとんど出くわすことがありません。その意味でこの街は安全だといえるでしょう。私は犬以外、夜の街で危険な目にあったことはないので、その街が犬派なのか猫派なのかは、よくチェックしています。猫がのんびりと過ごしている街では、あまり犬がウロウロしていないので、ちょっと安心です。

宿などで飼われている犬は、旅行者になれているから大丈夫なんだけど。

まとめ

基本的に私は犬も猫も好きなのですが、よそものであるという旅人の立場として、地域を守る犬たちを警戒しなくてはいけない立場なので、好きな街としては猫派の街です。狂犬病とかのリスクもあるし。なので、猫が路地裏でのびのび暮らしている街は、犬を警戒するというストレスがあまりありません。

どのようにして街が猫派と犬派に分かれるのかわかりませんが、細かく街を散策したいタイプの旅人にとっては、猫派の街のほうがフレンドリーなのではないでしょうか。その点、バンコクの中華街「ヤワラート」は猫派の街なので安心です。

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