新中野のうどん屋「四国屋」は、名前からすると讃岐系かなと思いましたが、あの独特の麺のコシはなく、かといって、博多系の柔らか麺というわけでもなく、その中間くらいの食感でした。
画像は「たぬきうどん(700円)」。
というと、あまり美味しそうに聞こえないかもしれませんが、普通に美味しかった。間違いなく、おすすめできる美味しいうどん屋さんです。
お酒や一品料理もあるので、ちょっとした居酒屋の感覚で立ち寄るのにも良い。
地元の人たちの溜まり場的な雰囲気もあります。
香り高い和風だしの「東京ラーメン」と濃厚なコクのある「九州ラーメン」の両方の良さを取り入れたという「中華そば 青葉」さん。最近、九州から東京に戻ってきた自分にはぴったりのお店かも、っていうか中野駅周辺で用事があって、偶然たどり着いたんだけど。
お店の名前はよく聞いていて、スタンダードな中華そばから試したかったのですが、梅雨が終わった途端、急に夏らしくというか夏になって、暑すぎてつけ麺しか選べんかった。
このお店では、つけ麺には珍しく細麺を使用。
つけ麺の場合、太麺を使用することが多いんだけど、それはたぶん、スープが濃いめなので麺に絡むスープの量を調整することもその理由のひとつだと思うのですが、ここは細麺なのでしっかりとスープが麺に絡みます。
スープは薄くはないのですがドロッとしてるタイプではなくサラッとしてるタイプ。繊細な味わいに唐辛子が一色添えている、夏にぴったりな爽やか目のつけ麺です。
落ち着いた雰囲気が心地よいお店でした。
次回はスタンダードな中華そばを試したい。
先日、京都にある居酒屋兼宿(宿兼居酒屋?)「月光荘」に泊まってきた。沖縄のほうにある「月光荘」に以前泊まったとき、その独特の雰囲気が気に入っていたからだ。
古民家を改築して作られた建物で、一階のスペースでは毎晩飲み会が行なわれていた沖縄の「月光荘」。沖縄という場所柄もあり、そこに集まってくる人は熟練の旅人などが多かった。長期旅行者のなかには、これからどこに住もうかとか、自分の暮らす場所を探しながら放浪している人もいて。そのとき、私もそのなかの一人だった。
沖縄という地には、そんな長期旅行者がさいご(?)に流れ着く場所のような、そんな雰囲気がある。じっさい、多くの国や地域を渡り住んだすえに、沖縄に定住した人にも多く出会った。彼らは何かから抜け出そうとし、そして辿り着いたのが沖縄という地だったのだ。
そんな空気感がとくに強く出ていたのが那覇にある「月光荘」で、そのときに京都や台湾にも「月光荘」があるときいていたので、一度、足を運んでみたいと思っていた。
タイから日本に帰るとき、帰省するのに一番近い日本の国際空港は福岡なのだが、バンコク発福岡行の飛行機にちょうといい便がなくて、関西国際空港を経由することに。それならば、京都にも足を運んでみようと思い、京都「月光荘」への宿泊予約をした。
京都の「月光荘」は、老舗の銭湯「船岡温泉」のすぐそばにある。
沖縄と同じように古民家を改装して作られている。
1階部分が居酒屋のようになっていて、宿泊施設は2階部分。古い建物を支えている太い柱が、沖縄の「月光荘」を彷彿とさせてくれる。
1階の居酒屋スペースも広々。夜になると、地元の人たちから外国の観光客たちまで、幅広い層のお客さんで賑わっている。
フードメニューも豊富。沖縄料理もちらほら。
ひと品ひと品、丁寧に作られている。
飲める酒の種類も豊富。もちろん、京都の地酒も置いてある。
朝食も提供している。
食後のコーヒーもおすすめだ。
京都「月光荘」のある場所はこちら。
世界で一番何もない首都、なんて言われるラオス・ビエンチャンですが、最近ではかなりおしゃれで居心地の良いカフェが増えています。そのなかでも、個人的にお気に入りのカフェを2店舗ご紹介。2店舗ともそれほど広くない、どちらかというと小規模ですが、こだわりの隠れ家的な雰囲気のカフェです。
その名前のとおり、インディゴブルーを基調としたカフェです。ドアや窓から太陽の光がしっかり入ってくるので、店内は明るい。清潔感もあります。どこか懐かしくて心が洗われるような空間。すべてが人の手によって作られたような柔らかさがあります。
インテリアなど細かいところまで神経が行き届いています。それでいて堅苦しさはありません。スタッフの接客も丁寧で、適度に放っておいてくれる環境です。
ランチタイムには地元の人たちで混むことが多いので、ゆったりとしたいならその時間帯は外しておくのがおすすめ。コーヒーをはじめとしたドリンクやフードメニューにもこだわりあり。ちなみに、アメリカンはほかのお店よりもちょっと分量が多いたっぷりサイズなように思います。
海外では珍しい靴を脱いであがる、日本人が経営しているナチュラルテイストなカフェです。店名の「ango」とは、仏教用語の「安居」が由来なのだそう。最初に見たときに小説家の坂口安吾を連想したためか、ロゴの文字がなんとなく近代文学っぽい感じがします。
床は温かみのある木製フローリング。コーヒーは手作りの陶器に注がれています。個性的なかたちをしたものもあり、見ても触っても楽しめます。コーヒー自体も丁寧に入れられていて美味しい。
ランチタイムにフードとともにドリンクを頼むと割引になるサービスがあります。写真はカクテルグラスで作られたレアチーズケーキ。濃厚なレアチーズを甘酸っぱいオレンジソースでいただきます。私は食べてないのですが、鳥南蛮アボカド丼というメニューが人気のようです。
もちろん、どちらもWiFiありで電源のある席も用意されています。ランチなどの混む時間帯を外せば作業にも向いている空間です。ビエンチャンには他にもたくさんのカフェがあるのですが、私のお気に入りはこの2店舗。ビエンチャンに訪れるさいには、足を運んでみてはいかがでしょうか。こじんまりとしたこだわりのカフェが好きな人には気に入ってもらえると思います。
東南アジアのローカル食堂で一年中よく見かけるのが、焼肉や鍋料理をみんなでつついている姿。そのなかでも、あまり日本では見かけないのが、鍋と焼肉を同時に楽しむスタイルです。
これは、タイやカンボジア、そしてここで紹介するラオスなどでも親しまれている大衆的なスタイルで、使用する器材は日本のジンギスカンを彷彿とさせるものですが、異なるのは盛り上がった丘の外周がスープで満たされているところ。この部分で鍋が楽しめるようになっているのです。ここでは、この鍋&焼肉が楽しるラオス料理「シンダート」をご紹介。場所はラオスの首都・ビエンチャンです。
「シンダート」とは、鍋と焼肉が同時に食べられるラオス料理。東南アジアにある他の諸国にもよく似た料理があり、タイでは「ムーガタ」、カンボジアのBBQ(名前忘れた)などがそれにあたります。
ビエンチャンのツーリストの集まるエリアでは、この料理を食べられるお店が見つからなかったので、ちょっと繁華街から離れたところにあることろへ。お店には、ラオスでの生活感のあふれる白人の2人組が先客としていたので、もしかしたら、けっこう有名なお店なのかもしれません。私が行ったのは平日の夜だったのですが、到着すぐはすでにお店は満席でした。
とりあえず、目的である「シンダート」をオーダー。ビアラオも。飲んだことのないホワイトラガーバージョンです。焼肉はやはりビールがよく合う。オーダーするとまもなく、野菜類や付けダレ、味の調整ができるかやくがテーブルに到着します。
野菜類の具材は、白菜やえのき、そしてマロニーちゃん的な何かと日本でもおなじみのものに加えて、東南アジアでよく見るし実際よく食べるけど名前は知らない野菜などが盛り付けられています。また、生卵もひとつ。頭のなかで想定していない具材だったので、この生卵をどの時点でどのように食べようか5秒くらい考えて、さいごのほうで鍋に入れて食べようと決意しました。
そしてこちらがお肉。ポークなども選べるようですが、最初からビーフを食べるつもりで来ていたので、もうビーフ。薄切りの赤身肉であっという間に火が通るやつ。お皿の上に綺麗に並べられています。
おそらく、シンダート用のお肉は事前にお皿の上に並べておいて、そのお皿を重ねて準備しているのだと思います。お肉にその痕跡がうっすらと残っています。これはカンボジアの鍋のときでもそうでした。やはり同じ文化圏なのでしょう。
そしてこちらが焼けた肉などにつけて食べるタレ。辛味噌ベースでマイルドな舌触り。どうもこのタレが「シンダート」の特徴のひとつっぽいです。料理のスタイルとしては、タイのムーガタなどと一緒ですが、使用されている具材やタレの傾向が異なる模様。それぞれの地産のものや食文化から違いが生まれてくるのでしょうか。
こちらはこの味噌ダレの味を調整するためのかやく。左から唐辛子、にんにく、ライムの三兄弟です。お好みに合わせてタレの中に投入しましょう。といってもライムは絞って汁だけ入れましょう。そのままボトンと入れないように。別に入れてもいいけども、ここで大切なのはライムの皮ではなく果汁です。
しばらくすると、頂きのところに肉の脂が置かれた器材がテーブルの中央部に登場。この時点ですでにしっかりと熱されています。熱で溶け出した肉の脂は重力にしたがって流れ落ちて焼肉ゾーンに。この脂がお肉などをひっつきにくくして味に深みを出してくれます。
真ん中の丘の部分が焼肉ゾーン、その外周が鍋ゾーン。まずは鍋ゾーンに野菜などを投入していきましょう。鍋に野菜などを投入するとき、なんだか童心に戻ったような気持ちに。公園で遊んでいた幼少の頃を思い出す楽しさあり。スープはすでに運ばれてきたときに入っていますが、少ない場合にはスタッフが足してくれます。
脂も行き渡って外周のスープに野菜を投入したら、次は牛肉を焼いていきます。片面に火が通ったら素早く裏返していき、一通り裏返し終わったら、端から食べていく感じでちょうどいい感じに。せっかくのお肉なので、ベストな状態で食べることを心がけました。
焼いた肉たちの肉汁は鍋ゾーンへと流れ落ちていき、鍋のスープの旨みがどんどん増していく、というのがこの料理の醍醐味のひとつ。野菜もどんどん煮えていきます。すべての具材をベストな状態で食べる手順を考えるのも楽しい。私の場合、すべて食べきるまで手がとまることがほとんどありませんでした。
どういうわけか、テーブルに運ばれてきたナスの唐揚げ。このお店に来る途中、突然大雨が降り出し私は自転車だったので、ほぼずぶ濡れの状態で到着したのですが、その状態で自分の席が空くのをじっと待っていた私にお店の人がサービスしてくれたのかな、とか思いました。もしかしたら、隣の席のおじさんたちがおすすめのメニューを私にオーダーしてくれたのかもしれません。よく分かりません。
この料理が私のもとに届いた経緯はよくわからなかったのですが、その美味しさからこれが好意のかたまりであることは分かります。料金にはこの料理の値段は入っていませんでした。誰かこの料理(輪切りにして衣を付けて揚げたナス)のことを知っている人がいたら、ご一報いただけると幸いです。
これをピリ辛のソースを付けて食べると本当においしい!実家に帰省したら、真似して作ってみたいレベルです。
ラオス料理「シンダート」は、日本の鍋や焼肉と同じように複数人で食べるもののよう。私のようにひとりで食べに来ている人は皆無でした。まぁ、日本で鍋をひとりで食べに行くこともないので、それはそうなのでしょう。しかしこれがすごい充実感。焼肉と鍋を同時に楽しむ充実感とけっこう焼いたり煮たりする作業自体も楽しいので、あっと言う間に平らげてしまいした。たとえひとりであってもおすすめです。
お店の場所は以下の周辺あたり。グーグルマップではここになっていますが、向かいにあったような気も。このへんに「シンダート」を出すお店が複数あるようです。
フランスからの統治時代を持つラオスは、食文化もフランスからの影響を強く受けています。たとえば、パンやそれを活用したラオス風サンドイッチ「カオチー」など。そして、おいしいフレンチが食べられるお店も数多くあるのも特徴です。またフレンチだけでなく、イタリアンにおいても。この街を訪れたならぜひ足を運んでおきたいお店があります。それが「Ai Capone」。
ここでは、この東南アジアでももっとも田舎な首都と言われているビエンチャンにある、おしゃれで美味しいこのイタリアンのお店をご紹介します。
このイタリアンレストランでおすすめなのが、平日のランチタイム。値段ごとに3種類ほどのランチコースが用意されているのですが、今回は真ん中のコースにしてみました。お値段は6万キープ半ばくらい。日本円にすると800〜900円くらいでしょうか。
コースのなかで料理の種類は選ぶことが可能です。オーダーをすませると、まずパンの盛り合わせがテーブルに届きます。ラオスはパンが美味しいことでも有名。盛り合わせているパンはすべて違う種類のもので、この時点ですでにさまざまな味や食感を楽しむことができます。
パンを美味しく食べていると、そのうち、サラダが届きます。こちらもモグモグしておきましょう。この2品目で気づくと思うのですが、このレストラン、料理が運ばれてくるタイミングがばっちりです。そんな細かやな気遣いなども楽しみましょう。
お店の内装的にもお値段的にもカジュアルなお店なのですが、スタッフがかなりトレーニングされていることがわかります。
そして、メインのピザが到着。メインはピザとパスタが選べ、それぞれに複数の種類が用意されています。パッと見、ちょっと具材の種類も少なくて地味めにみえるかもしれませんが、これが美味しい!ピザ生地もチーズもほうれん草(?)と素材のこだわりを感じさせてくれます。
そして、これがかなり大きなサイズ!直径で30センチ近くあるのではないしょうか。
そしてピザとともに運ばれてきたのが、唐辛子が漬けてあるオリーブオイル(たぶん)。これをピザにかけるとなめらかさが増して、さらにピリリと上品な辛さが舌を心地よく刺激してくれます。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、こちらも使ってみてその味の変化も楽しんでみてください。
メインを食べ終わったら次はデザート。私はジェラートをオーダーしました。オーダーするときはもっとシンプルなものを想像していたので、最初に見たときには違うものが来たのかなと思いましたが、生クリームやフルーツの下にはたっぷりとジェラートが入っています。
そして、デザートとほぼ一緒に出てくるのがドリンク。こちらは、コーヒーと紅茶のどちらかを選ぶことができます。デザートが結構甘みが強いので、コーヒーなどと一緒に食べるとちょうどいい感じ。そしてこれで、このレストランのランチコースは〆となります。
ラオスの首都・ビエンチャンにあるイタリアン「Ai Capone」は、この街を訪れたならぜひ足を運んでおきたいレストラン。お値段のほうも、体感的には少なくとも日本の3分の1以下といったところです。また、とてもボリューミーなので、かなり大食いの人でも満足できると思います。
また、海外のレストンランでの悩みどころでもあるチップは、私の場合、料金の1割くらいを置いておきました。カジュアルなお店ですが、ここのスタッフの接客はそれくらいの価値は十分にあります。
お店の場所はこちら。
長く海外に滞在していると食べたくなってくるのが「日本食」。その地域によって様々な食文化があって、それぞれに美味しいものはあるわけなのですが、食べ続けてくるとさすがに飽きてしまいます。現地の駐在員なども多くの場合はそうで、世界中に日本食レストランがある理由は、そんな長期滞在者たちのニーズがあるからということなのでしょう。
そしてここカンクンにもそんなニーズを叶えてくれるレストランいくつかあります。その中の一つがここで紹介する「Restaurante Japones Yamamoto(ジャパニーズレストラン山本)」。
ここではカジュアルな日本食を食べられます。
たぶん、サボテンの付け出し。
完璧な和食の味に仕上がっています。
鮭イクラ丼。
こちらでは珍しくご飯がもちもちしてて美味しい。
海外で美味しい日本食に出会うのはなかなか難しいのですが、ここならきっと懐かしい味に出会える。また、近くにある日本人宿「カサ吉田」に泊まっていると、このお店の30%割引券をゲットできます。
パナハッチェルにある「クロスロード・カフェ(Crossroads Cafe)」は、グアテマラでもっとも美味しいコーヒーが飲めるお店だと評判。
アメリカ出身のオーナー・Mikeさんが経営していて、この人はどうも日本好きのよう。なんでも3ヶ月くらい日本を旅行したことがあるのだとか。
店内は、意外とこじんまりしていてアットホームな雰囲気です。
こちらが、そのグアテマラで一番美味しいと言われているコーヒー。もとの豆の匂いも嗅がしてもらったのですが、今まで嗅いだことのないほどフルーティで芳醇な香りでした。ピンボケしててすみません。あまりも美味しさに手元がくるいました。
コーヒー豆の良さだけでなく、淹れかたへのこだわりも素晴らしい。
こちらも絶品だと評判のチーズケーキ。ジャムで「心」の文字が書かれています。
お店にある隠し部屋にも案内してもらいました。本棚が隠し扉の入り口になっています。
コーヒー豆をローストする機械も本格的なもの。
大量のコーヒー豆。グアテマラで収穫されたなかでも特に良質な豆が集められているのだとか。良い豆は、その80%くらいが海外に高値で買われていくらしいのですが、この店で使用しているのは素晴らしい品質のものばかり。
こちらは数年前に日本からの旅人が、Mikeさんの誕生日に贈ったという歌。 日本語バージョンと英語バージョンがあります。
美味しいコーヒーとチーズケーキ、そして素敵な時間をすごせる、パナハッチェルの「クロスロード・カフェ」。その評判通り、素晴らしいお店でした。
グアテマラ・シェラには「シェラパン(Xela Pan)」というチェーンのパン屋さんがあります。ここのパンが結構美味しいと聞いて行ってみました。
店内に入ったら、この布に包まれたかごを手に取り、この中に食べたいパンを入れていきます。
パンの専門店だけあり、たくさんの種類のパンたちが所狭しと並んでいます。
下の画像に地味に映っているエクレアっぽいのが地味に美味しかったです。お気に入り。
動物のかたちを模したパンも幾つかあります。子どもたちが喜びそうですね。でもちょっと、作りが雑な気もしますが。。たぶん、亀とワニなのだと思います。
こんなカラフルなパン(?)も。もしかしたらメレンゲかも。
店の奥にはイートインできるっぽいカフェもありました。
このチェーン店はシェラにいくつもありますが、私が行ったのは中米公園の目の前にある大きめのお店。たぶん、ここが一番品揃えがいいんじゃないかな。
シェラにも日本食レストランがあると聴いたので、早速食べに行ってきました。タカハウスから歩いて数分くらいの距離にあります。
外観は結構地味な感じ。
手書きで「カラカサ」と書いています。
店内は意外と広く、白を基調にした色彩ですっきりしています。
梅の木の壁画が印象的な内装。
タカハウスに宿泊していると、日替わりメニューを格安で食べることができます。金曜日は「スブタ定食」。25ケツァールです。ちょっと日本の盛り付けかたとは違いますが、そんなところも海外で日本食を食べるときの楽しみでもあります。
それぞれの曜日のお得な日替わりメニューを試してみたいなら、しばらく通ってみるのをおすすめ。明日土曜日は、「カツ丼」らしい。
山口県の美祢市に本格的な南インド料理が食べられるお店があることを知っていますか?「まなまな」というお店なのですが、ここでは都心でもなかなかお目にかかれないくらい本格的な南インド料理が食べられるのです。ひっそりとした場所にあるので隠れ家的な魅力も備えていて、ゆっくりとした癒しの時間を満喫できる、とても魅力的なお店になっています。
このお店のある場所は最寄りの駅も随分離れているので、訪れるためには、車で向かうことになります。しかも、かなり閑散とした林の中にあるような集落のなかに位置しているので、基本的には、あらかじめ場所を押さえていないと辿りつくことはないでしょう。
なので、事前にスマホなどの地図アプリで場所を確認して、ナビゲーション機能を利用して向かったほうが無難。ちょっと入り組んだ細い道を進んでいくと、ちょっと奥まったところに赤いポストが印象的な木造の一軒家があります。あまりお店っぽくない外観なので、ちょっと戸惑うかもしれません。
また、基本的には予約制となっているので、訪れる前にちゃんとお店に連絡しておきましょう。
お店の内装は、手作り感満載。人間の身体に馴染むような、とても自然で落ち着く癒しの空間がそこには広がっています。こういった空間作りは、都会ではなかなか実現することは難しいもの。
小さな集落のなかにあるお店なのですが、まるで人里離れた場所にいるような、そんな気持ちになってくるお店です。
また、表の大きな道路からは奥まったところにあるという立地のためか、地元の人たちにもあまり知られていません。そのため、お客さんもまばらで、その意味でもゆったりと過ごすことができるのも魅力。
このお店では、かなり本格的な南インド料理が提供されています。日本では一般的にインド料理というと、北インド料理がメインとなっていることもあり、都内でもこれほど本格的な南インド料理が食べられるお店はレアといっていいレベル。
南インド料理の特徴には、主食が米であることや菜食中心なこと、そして、ココナッツオイルを使用することなどがあります。北部のそれよりも調理時間が短く、比較的さっぱりとしていることも特徴。なのでじつは、北インド料理よりも日本人向きだとも言われていたりもします。
お店では、南インドで一般的なバナナの葉っぱも下敷きとして使用するほどのこだわりで、もちろん、味のほうも申し分なし。お好みで辛さを調整してもらうこともできます。かなり辛めにしてもらうことも可能なので、辛いもの好きの人にもオススメですよ。
ぜひ、北インドとは一味違った、南インド料理の良さを堪能してみてください。
いかがでしたか?山口県美祢市にある、本格的な南インド料理が食べられるレアなお店「まなまな」。インド料理好きなら、必ずや気にいるはずの名店です。地元の人々にもあまり知られていないので、隠れ家感も素敵ですね。また、タイカレーもあったりしますよ。
お店の周辺には、カルスト台地の「秋吉台」や巨大な鍾乳洞「秋芳洞」、日本名水百選のひとつ「弁天池」など、多くの人気スポットも。その周辺の観光に疲れたら、このお店で空腹と疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
日本人にとって、あまり知名度が高くない東欧の国・アルメニア。その首都であるエレバンは、物価は安いのに関わらず、その街並みの美しさはほとんどヨーロッパのようです。
そして、この街で唯一の日本人オーナーの日本食レストランが「櫻田」さん。このお店は、長く海外を旅行をしている人びとや、駐在員たちの憩いの場所にもなっています。
ここでは、このエレバンの日本食レストラン「櫻田」さんをご紹介しますね。
アルメニアの首都・エレバン。最近、やっと日本大使館が開設されたばかりの、物理的な距離以上に日本から遠い国の首都に、日本食レストラン「櫻田」はあります。
現在、この街には、日本人は20人弱くらいしか住んでいないそう。それでも、いつくかの日本食レストランがこの街にはあるのですが、そのなかで日本人オーナーのお店はここだけ。
オーナーであり料理人でもある櫻田さんは、日本で手打ちうどんの修行を積んだあと、もともとは、カンボジア・シェムリアップでうどん屋を開業する予定だったそう。
けれども、シェムリアップで条件のあう店舗が空くのを待っている期間に、アルメニア・エレバンに視察・観光に訪れて、「うどん試食会」を企画したとのこと。
そのイベントを現地の学生たちがとても喜んでくれたそうで、その姿をみた櫻田さんは、「ぜひこの国で日本食を広めたい!」と考えるように。
それが転機となって、予定を急遽変更。エレバンでの開業となったそう。けれども、うどんだけではなかなか経営が難しく、現在では「うどん&寿司」が基本的なかたちに。
店内の至るところに散りばめられた、日本文化の数々。これでもかというくらいに日本のアイコン的なものが。
毎週日曜日には、イベントが開催されていて、そこでは、日本に関心のあるアルメニア人たちと知り合うことも可能です。このような交流も、日本食レストラン「櫻田」の魅力のひとつ。
また、このレストランは、多くの日本人の在住者や旅行者たちの情報交換の場にもなっています。店主の櫻田さんはもちろんのこと、そこに居合わせたお客さんからも、エレバンの耳より情報を聞くことができるかもしれませんよ。
この日本食レストランのメニューは、手打ちうどんや寿司がメインとなっていますが、寿司やカレーライス、てんぷら、丼ものなど、バリエーション豊か。
日本を長く離れている人びとにとっては、その味は感動ものとなっています。とくに、親子丼やだし巻き卵などでは、口いっぱいに懐かしい味が広がります。
また、日本茶もなかなか海外では飲めませんが、ここでは急須で淹れた日本茶を飲むことが可能。日本を遠く離れながら確かな日本食が食べられるという贅沢を、ここでは楽しむことができるのです。
いかがでしたか?日本から遠く離れた東欧の国アルメニアの首都・エレバンにある、現在唯一の日本人オーナーの日本食レストラン「櫻田」。
この街に旅行しにきたら、現地のグルメに舌鼓をうつだけでなく、まるでコタツでアイスを食べるような贅沢を体験してみてはいかがでしょうか?
また、日本人同士の情報交換の場所にもなっていますし、日本に関心のあるアルメニア人との交流も可能ですので、その点でも、とても魅力的なレストランとなっています。
ベトナム風お好み焼きとも言われている「バイン・セオ」。南部が本場のこの料理、フラッと偶然入った店で食べた時に衝撃を受けた。今まで食べてきたものとまるで別物だったからだ。
こちらが作っている様子。小さなフライパンのような調理用具に溶き卵を張ってその上に具材を置いていく。
そして、パタンと二つ折り。比較的小ぶりとはいえ、ここまでは今までの「バイン・セオ」の概念を覆すほどのことではない。
こんな感じに皿に盛られてくる。野菜とライスペーパー、そして、タレ付き。
ライスペーパーの上に野菜と「バイン・セオ」を置く。そして巻いていく。野菜で巻くのは食べたことがあったが、ライスペーパーを使うのはこの時がはじめて。でもこちらではメジャーな食べ方だそう。
これが完成系。甘辛のタレを付けて食べる。
これがメチャクチャうまい。なかにカリッとしたバイン・セオが入っていて、この食感はクセになる。やわらかな春巻きの中にカリッとした部分がある感じ。ライスペーパーのおかげで、素材が層状になっているのが強調される。
この感じがおそらく、バイン・セオのもっとも重要なポイントなのだ。今まで食べてきたのはなんだったんだろうと思うほど、衝撃的な美味しさ。
もう少しで横浜を離れることになるので、この一年くらいの短い間でしたがその日々の中で試行錯誤しながら開発してきたお店をご紹介したいと思います。ここで紹介するのは、主にお客さんとしてくるのは、日本人ではなく中国人たち。このあたりに住んでいたり働いていたりする人たちがくるわけだから、味や価格は観光客がメインの店とはまったく異なっています。その分、もしかしたら日本人にとって癖のある味や店かもしれませんが、私はそういった店がとても好みなのです。
そういう言ってみれば隠れ家みたいな場所を、このようにネットで公開することを良しとしない人もいるかもしれません。けれども、私はたった一年程度ですが、この街で発掘していたものを何らかの形で細やかな「散種」をしたくなったのです。DNAというかミームというか単なるエゴというか。
私の個人ブログなんてアクセス数は本当に微々たるものだし、決して「マス」を捉えるようなものではないので、不届きな客が店に押し寄せるなんてことは考えられないし。それに、それぞれ、それなりにアクの強いというかクセがあるというか、日本における一般的なサービス業の水準とは異なるレイヤーにあるところなので、去る人は去るし残る人は残る。
自分はこの一年でこの3つの店に集約した感じがあったから、ここからまた他の人がさらに開拓していってくれたらなんて勝手な想像もあったりします。
というわけで、しっかりと紹介すると思うかもしれないが、さらっとしか紹介しませんよ。何せちょっと酔った状態で書いているのですから。
一つ目は、「美楽一杯」。ここの店員さんは本当に腰が低くてこちらの方が恐縮してしまうほど。料理も本格的な中国の家庭料理でお値段も手頃です。二つ目は、「東北人家」。ここは豚の角煮チャーハンとか好きです。串焼きも充実しており、特に私は羊肉の串焼きが好きでした。また、虫食が好きな人は「カイコのさなぎ」とかもあります。そして三つ目は、「天龍菜館」。ここの「天龍セット」は凄まじいコストパフォーマンスを発揮します。1000円で、ビール大瓶、春巻き3本、そして、焼き豚などの乗った前菜の盛り合わせがついてきます。これだけでいける感じです。二人で行ったら、このセットと何か一品頼めば結構な満足度です。
中華系のお店では、この3つのお店のローテーションって感じになりました、最終形態としては。もちろん、これ以外に日系とかのBARとかにはよく行ってたけど、中華系だとこの3つですね。もし、飲み歩きとかにおいて、私と相性の良い人ならば、この3つのお店はきっと気に入るはず。
それでは、ご健闘をお祈りしております。
今回のmgmg会は、池袋にあるヨルダン料理屋さん「月の砂漠」さんでおこなわれました。日本ではとても貴重なヨルダン料理のお店。
ネットの評判では、2012年くらいの時に結構不満の声が残ってたので、若干の不安はあったのですが、行ってみて正解!店の雰囲気も料理もサービスも良かったです。ただやはり、人を選ぶところはあるかも。。でも、中東好きなら迷いなく行って良い感じ。
お店の場所は、池袋駅の北口を出てすぐのところにあります。でも帰りがけに実は近道があることを教えてもらいました。あっという間に西口からアクセスする方法を。それが、まるでマジックのような抜け道で。もし行く機会があったら、店の人に教えてもらうといいですよ。
こちらがお店の入り口ですね。ちょっとわかりにくい場所かもしれません。ていうか、池袋自体が複雑な構造になっているんだけれども、地下とか。新宿よりも出入り口多いよね。しかも、案内もあんまり出てないし。北口あたりは、エスニック系のお店が多い傾向があるようです。実はコアな中華街もあるんですよね、北口には。
店のドアに貼ってあった手書きの紙。「アラブ料理美味しいですよ。あなたにピッタリの味ですよ。美味しいですよ。さぁ、いらっしゃいませ。」
店内は、中東・アラビアにトリップしたような空間になっています。
そして、今回食べた料理たちはこちら。
これは、お店のトイレのふたに貼ってあったシール。シリアスな雰囲気と思いきや、ところどころに遊びゴコロが見え隠れしています。
しかし、お店の人が話がすごかった(口数が)。やっぱりヨルダンは今、すごく変化の起こっている地域や国だから、その変化の理由や行き先について、色々と話をしたいのだろうなと。日本では、そういう話ができる人が少ないから。
しかし、結構コアな話が聴けたし、それも含めて今回のMGMG会は大変楽しかったです。