ホーチミンに到着して、約一週間。そろそろ1日の流れというか暮らし方が、徐々にだけれどもみえてきた感じ。近くの観光名所なども5割くらいは行けたかな。今、宿の手伝いもしているので、場所を覚えることはかなり優先順位の高し。
それで、地図を片手に様々な場所を巡っているわけですが、日本人街みたいな一角があるんですよね。まぁ、日本料理屋はこの街のいたるところに点在しているのですが、特に集中しているのが「レタントン通り」。
昼間に行ったので多くの店は閉まっていたのですが、看板だけみてまわってもなかなか見ごたえがあるエリアでした。このエントリーでは、その面白かった看板などをおすそ分け。
1.「KONEKO」
なんのお店なのかよくわかりませんが、わかることはその店構えからは子猫感はまったく感じられないことです。夜に来てみると子猫感が出ているのでしょうか?
2.「KAKURENBO」
隠れ家的な居酒屋さんか何かかな。昼に来てもなんの店なのかわからないところが結構あります。まさかの「かくれんぼ」専門店という可能性も?店の人とかくれんぼして遊ぶ、みたいな。そんなわけないか。
3.カラオケ&バー「Cat Walk」
ここはわかりやすいですね。夜のお店。店員さんは猫耳でもつけてたりとか。やっぱり、日本でいるところのキャバクラみたいなところなんでしょうか?夜な夜な、日本人の駐在員たちがここで飲んでいるのかもしれません。
4.牛飯屋の「牛まぶし」
すごく日本のファストフードっぽい店。
確かに夜の〆に良さそう。
これはもう、日本人以外は客として想定してない感じですね。
5.「Shiroi Kitty Coffee」
キティちゃんは基本白いもの。しかし、それに輪をかけて白いわけだから、それくらい白さを売りにした店なのかもしれません。お店の人が白いのか、内装が白いのか。まだ開店していない状態からでは、想像することすら難しいです。
6.レストラン「貝族」
これはわかりやすい。海の幸、特に貝類に強いレストランなのではないでしょうか?しかし、こういった言葉遊びを日本語を母国語としない人がしているのは興味深いですね。しかし、この名前の通りだと、人間を襲う貝の集団のようにも思えなくもありません。
7.居酒屋ラーメン「熊さん」
居酒屋なのかラーメン屋なのか、そこが気になるところ。イラストからすると、大きいちょいワルっぽい熊が小さな子どもっぽい熊の手を引いて歩いているので、たぶんラーメン屋なのかな。でもたぶん、酒飲めるところでしょうね。
今回は昼に探索しただけだったので店に入ったりはしていないですが、そのうちに実際に入ってみたりもしたいと思っています。けれども、やはり現地価格よりもかなり割高なお店が多いし、まだ懐かしくなるほど日本を離れているわけではないので、正直、あんまりモチベーションもわかないのですが。
ただ、看板は見ていて面白いですね。現地の人の持つ日本のイメージとかその誤読とか、様々な創造的な試行錯誤の痕跡を発見することができます。
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