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ベトナム風お好み焼きとも言われている「バイン・セオ」。南部が本場のこの料理、フラッと偶然入った店で食べた時に衝撃を受けた。今まで食べてきたものとまるで別物だったからだ。
こちらが作っている様子。小さなフライパンのような調理用具に溶き卵を張ってその上に具材を置いていく。
そして、パタンと二つ折り。比較的小ぶりとはいえ、ここまでは今までの「バイン・セオ」の概念を覆すほどのことではない。
こんな感じに皿に盛られてくる。野菜とライスペーパー、そして、タレ付き。
ライスペーパーの上に野菜と「バイン・セオ」を置く。そして巻いていく。野菜で巻くのは食べたことがあったが、ライスペーパーを使うのはこの時がはじめて。でもこちらではメジャーな食べ方だそう。
これが完成系。甘辛のタレを付けて食べる。
これがメチャクチャうまい。なかにカリッとしたバイン・セオが入っていて、この食感はクセになる。やわらかな春巻きの中にカリッとした部分がある感じ。ライスペーパーのおかげで、素材が層状になっているのが強調される。
この感じがおそらく、バイン・セオのもっとも重要なポイントなのだ。今まで食べてきたのはなんだったんだろうと思うほど、衝撃的な美味しさ。