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インドに関心があるなら知らない人のいない、ヒンドゥー教最大の聖地・バラナシ。この町は濃縮された「聖」と「俗」をあわせもつ特別な場所です。忙しく観光するよりも、ゆっくりと聖なるガンジス川を眺めたり、人びとの営みを眺めていたいもの。ここではバラナシにあるゆっくりとした時間を過ごすことができるおすすめのカフェ5選をご紹介。のんびりと物思いに浸るのにもぴったりです。

1. ボナ・カフェ(Bona Cafe)

「ボナ・カフェ」は、ベンガリートラにある韓国人オーナーのカフェ。広々とした清潔なカフェで、とても居心地がいい。WiFiも速めなので、情報収集なども捗ります。基本的に、外国人向けのお店を少しお値段が高めとなっているのですが、このお店はその大体1.25倍くらいの価格帯。けれどもその分、テイストの方は申し分なし!「インドだから」という甘えなしで、日本でも普通に通用するくらいのハイクオリティなドリンクやフードを楽しむことができます。長居しやすい穏やかな雰囲気も魅力。

2. イーバ・カフェ(i:ba Cafe)

「イーバ・カフェ」は、日本人オーナーのお洒落なお店。ゴードリヤーの交差点からサイクルリクシャーで10分くらい行ったところにあります。かなり本格的な日本料理が楽しめるほか、日本人好みにアレンジされたインド料理のクオリティがとても高い。カフェというより、バーやレストランのような雰囲気。料理だけでなく、インテリアなども凝っていて、心地よく過ごせる空間が広がっています。

3.メグ・カフェ(Megu Cafe)

日本人のメグさんと、インド人の旦那さんが切り盛りしている「メグ・カフェ」。最近では、子どもさんもお手伝いをしています。かき揚げ丼や親子丼などの日本料理のクオリティがとても高く、インドでここまで日本の味を再現していることに驚きを隠せません。なんだか日本の下町にある食堂のような雰囲気があります。テーブル席が少ないので、昼食や夕食の時には早めに行った方がいいです。

4. シヴァ・カフェ&ジャーマン・ベーカリー(Shiva Cafe & German Bakery)

バラナシで美味しい焼きたてのパンが食べたいなら、この「シヴァ・カフェ & ジャーマン・ベーカリー」へ。また、朝食メニューのネパールセットでは、本格的なネパールスタイルのチャイとオムレツを楽しむことができます。お腹いっぱいになっても、お持ち帰りで気になるパンをゲットすることができます。値段も、クロワッサンが20ルピー(約40円)、ドーナツが1つ25ルピー(約50円)とお手頃。

5. ブルー・ラッシー(Blue Lassi)

バラナシを訪れる旅行者の間で、最も有名なラッシー屋さん。正確にはカフェではないですが、WiFiもあり、混んでなければ比較的ゆっくりと過ごせます。一般的に知られているような飲むラッシーだけではなく、この「ブルー・ラッシー」では様々なフルーツなどのトッピングを施した「食べる」ラッシーが楽しめます。古いお店なのであまり綺麗とは言い難いですが、店内の壁中には、これまで訪れた人々の写真がところ狭しと貼られています。それを眺めていると、なんだか感慨深い気持ちに。

おわりに

インドの聖地バラナシで、ゆっくりと過ごせるおすすめのカフェ5選。ここで紹介したカフェには、すべてWiFiが飛んでいます。なので、PCでの作業がある人や情報収集などがある人にもいいですね。バラナシを訪れた際には、ぜひ参考にしてみてください。きっと旅先での止まり木のような、そんな心地よさを感じることができるでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。
2015/11/14-2015/11/18 訪問

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