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イギリスの首都・ロンドンには、たくさんの魅力的な観光地があります。たとえば、ビッグ・ベンやウェストミンスター宮殿、ロンドン塔やタワーブリッジなどなど。けれどもロンドンは、古くは夏目漱石も留学していた、学問と芸術の街でもあります。そこで、ロンドン観光としてオススメしたいのが、たくさんの個性的な本屋さんを巡ること。ここでは、ロンドンにある本屋好きなら外せない本屋さんを3店ほどご紹介します。

本屋さんには新しい発見が詰まっている

インターネットの登場で、世界中から本を手軽に取り寄せることができる時代になりました。けれどもその変化は、わざわざ本屋まで足を運ぶ必要が完全になくなったことを意味していません。現在でも本屋という空間は、足を運ぶことで得られる新しい発見が詰まっています。また、本との出会いだけなく、本に詳しい店員さんとのコミュニケーションを楽しめることも魅力のひとつ。大きな棚に並んでいる大量の本を眺めながら、その一冊一冊のセレクトに思いを馳せてみたり。ひとつひとつの本屋全体が作り出している、それぞれの特徴的な世界観に浸ってみるのもいいですね。

それでは、ロンドンに行くのなら必ず訪れてほしい本屋さんをご紹介していきます。シャフツベリー伯記念噴水などがある、ロンドン観光の中心地・ピカデリーサーカスの近くに集中しているので、足を運びやすいですよ。

1、世界最大の地図専門店「スタンフォーズ(Stanfords)」

「スタンフォーズ」は、世界最大の地図の専門店。ここは、数多くの歴史上の人物たちが訪れたり、小説にも登場するなど、ロンドン屈指の有名な本屋さん。地図やガイドブック、旅行書などが約2万点も取り揃えられています。1853年にはじまり、地図を通して、歴史の移り変わりを映し出してきたこの本屋さん。日本ではほとんどお目にかかれないような珍しい地図が置いてあり、地図好きだけでなく旅行好きにもワクワクできるような品揃えが魅力です。地球儀やポストカード、ジグソーパズルなど、地図にまつわるグッズも大量に販売。お土産物を探す場所としてもオススメの場所です。

2、皇室御用達の「ハッチャーズ (Hatchards)」

イギリスの本屋さんといえば、まず最初にあげられるのが「ハッチャーズ」です。創業100年という古い歴史を持ち、皇室御用達という栄誉にも輝くイギリスきっての名門書店。あのチャーチル元首相も、この本屋さんをこよなく愛したとのこと。ヨーロッパ中の王室によって選ばれた価値の高い本がたくさん蔵書してあります。店内も、歴史を感じる重厚なインテリアが印象的。作家や出版社からの信頼も厚く、サイン本や初版本も数多く扱っています。創業以来、ずっと現在と同じロンドン・ピカデリーサーカスで営業を続けています。その歴史は、日本がまだ鎖国をしている時代からなのだとか。必ず足を運んでおきたい本屋さんのひとつ。

3、世界最古の古書店「ヘンリー・サザラン (Henry Sotheran)」

1761年に創業したという、世界最古の古書店「ヘンリー・サザラン」。店内には、価値の高い古書がたくさん蔵書してあり、その重厚な雰囲気はさすがの一言です。その品揃えの良さと知識の豊富な店員さんは、老舗の書店ならでは。また、オークション入札や個人図書館の設立などの、専門的な相談にものってもらえるのだとか。といっても、とくに敷居が高いわけではなく、街の人が気軽に訪れるようなカジュアルさも兼ね備えている名店中の名店です。

日本に関する書籍を探してみるのも楽しい

海外の本屋さんに足を運んでみるときの楽しみのひとつは、日本との品揃えの違いを知ることができること。どんなジャンルのどんな本が人気なのか、みているだけでその国の人びとの関心のありかが分かるような気がしてきます。とくに、日本に関する書籍が並んでいる棚を眺めてみると、日本のどこに興味を持たれているのかを知ることも可能。またお店によって、同じジャンルでも置いてある本が違います。例えば、日本関連の書籍を多く置いている本屋さんでは、「日本好きの店員さんがいるのかな」とか、色々とその棚の品揃え具合から想像できたりして楽しいですよ。

※写真は前述の書店「スタンフォーズ」

お気に入りの一冊がみつかるかも!

イギリス・ロンドンで、必ず足を運ぶべき本屋3選。「知」の歴史の深いロンドンだからこそ、ちょっと知的な場所に足を運んでみてはどうでしょうか。観光の途中にフラッと立ち寄るだけでも、落ち着いた気持ちになれるのが本屋さんのいいところ。また、お気に入りの一冊や素敵なお土産が見つかるかもしれませんよ。ぜひ、ロンドン観光の参考にしてみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。
2016/09/12 訪問

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